大型車両の軌跡図のJw_cadデータをお探しですね。
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大型車両の軌跡図って何?CADで簡単に作る方法を教えます!
道路や駐車場を設計するとき、大きなトラックやバスがちゃんと通れるかどうかって、とても大切ですよね。そんなときに役立つのが「大型車両の軌跡図」です。今回は、無料で使えるCADデータや、Jw_cadでの作り方について、分かりやすく説明していきます。
そもそも大型車両の軌跡図って何?
大型車両の軌跡図とは、バスやトラック、工事現場で使う大きな車などが、カーブを曲がるときにどんな道筋を通るのかを図で表したものです。
普通の車と違って、大型車両はとても大きいので、曲がるときにはもっと広いスペースが必要になります。例えば、10tトラックが右折するとき、前のタイヤと後ろのタイヤが通る場所は全然違うんです。後ろのタイヤは内側を通るので、「内輪差」という現象が起こります。
この軌跡図があると、
– 道路の幅はどのくらい必要か
– 駐車場の通路は十分な広さか
– 交差点で大型車がぶつからずに曲がれるか
といったことが、一目で分かるようになります。
役所に道路使用の許可を申請するときや、建設現場の計画を立てるときにも、この図面が必要になることが多いんです。
Jw_cadで使える無料の軌跡図データがたくさんある!
最近は、インターネットで無料の大型車両軌跡図がたくさん配布されています。特にJw_cadユーザーにとって嬉しいのは、専用の「jww」ファイル形式で提供されているデータがあることです。
どんな車種のデータがあるの?
無料で手に入るデータには、こんな車種があります:
– 2tトラック、4tトラック、10tトラック
– 路線バス、観光バス
– ダンプカー
– ミキサー車
– その他、合計14車種以上
データの特徴
これらのデータは、車が18度ずつ回転しながら描かれていて、とても詳細です。内側の円(内輪が通る道)と外側の円(外輪が通る道)の両方が描かれているので、実際の設計にそのまま使えます。
車種ごとの回転半径やサイズの情報も一緒に載っているので、「この道路幅で大丈夫かな?」というチェックも簡単にできます。
ただし、一つ注意点があります。車体の幅にサイドミラーの分は含まれていないことが多いので、実際の設計では1m以上の余裕を持たせることをおすすめします。
自分で軌跡図を作りたいときは?便利なツールがあります
「手持ちのデータにない車種を使いたい」「特殊な車両の軌跡図が必要」そんなときは、Jw_cad用の外部変形ツール「JG_車両軌跡」シリーズがとても便利です。
このツールの良いところ
1. **車種が豊富**:軽自動車から大型トラック・バスまで、いろんな車種のデータが入っています
2. **自由にカスタマイズできる**:車の長さ、幅、回転半径などを自分で入力して、オリジナルの軌跡図が作れます
3. **操作が簡単**:
– まず配置する場所をクリック
– 車種や寸法を入力
– 描画する内容を選択
– 実行ボタンを押すだけ!
4. **設定を保存できる**:よく使う車両の設定を保存しておけるので、次回からもっと簡単に使えます
描画できる内容
– 外側の円(外輪軌跡)
– 内側の円(内輪軌跡)
– 車両の軌跡線
– 車軸の位置
– 回転角度や間隔も自由に設定可能
実際に使うときの注意点とコツ
軌跡図を設計に活用するときは、いくつかポイントがあります。
注意点
1. **車両による違い**:同じ「4tトラック」でも、メーカーや装備によってサイズが違うことがあります。できるだけ実際に使う車両に近いデータを使いましょう。
2. **安全マージンを忘れずに**:軌跡図はあくまで理論値です。実際の運転では、
– ドライバーの技術
– 見通しの悪さ
– ミラーの出っ張り
– 風や路面の影響
などを考慮して、最低でも1m以上の余裕を持たせることが大切です。
設計のコツ
1. **レイヤーを使い分ける**:車種ごと、用途ごとに違うレイヤーに描くと、後で比較や修正がしやすくなります。
2. **複数車種で確認**:一つの車種だけでなく、想定される複数の車種で確認すると、より安全な設計になります。
3. **線種を工夫する**:外輪軌跡と内輪軌跡で線の種類や色を変えると、図面が見やすくなります。
4. **特殊車両の場合**:既存のデータにない車両は、カタログや実測値を使って外部変形ツールでオリジナルを作成しましょう。
まとめ
大型車両の軌跡図は、安全で使いやすい道路や駐車場を設計するために欠かせない資料です。無料のCADデータを活用したり、便利なツールを使ったりすることで、効率よく正確な図面が作成できます。
ポイントは:
– 無料のjwwデータを活用する
– 必要に応じて外部変形ツールを使う
– 安全マージンを十分に取る
– 複数車種で確認する
これらを心がけることで、発注者や役所への説明もスムーズになり、みんなが安心して使える施設が作れるようになります。ぜひ、実際の設計に活用してみてくださいね!
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