AutoCADからJw_cadに変換する方法をお探しですね。
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CADデータの変換、どうしてる?PDFやAutoCADからJW_CADに変換する方法を解説
CADで仕事をしていると、「このデータ、JW_CADで使いたいんだけど…」という場面、よくありますよね。特に建築関係や金物の図面を作っている人なら、AutoCADで作られた図面をJW_CADのJWW形式で使いたいことが多いはず。でも、実際にはPDFでしかデータをもらえなくて困ることも。
そこで今回は、PDFやAutoCADのデータをJW_CADで使えるJWW形式に変換する方法を、実際に使えるテクニックとして紹介します。
AutoCADからJWW形式への変換、まずは基本を押さえよう
AutoCADとJW_CAD、どちらも図面作成では定番のソフトですが、保存する形式が違うのが悩みの種。AutoCADのDWGやDXFファイルは、そのままではJW_CADで開けません。
一般的な流れとしては:
1. AutoCADでPDFに書き出し
2. PDFをJWW形式に変換
この方法が王道です。最近は変換用のフリーソフトやWebサービスも増えて、以前より簡単になりました。ただし、変換の精度には要注意。大事な寸法や設計の意図が消えてしまうこともあるので、変換後は必ずチェックして、必要なら手直しすることが大切です。
「PDF to JWW」フリーソフトを使ってみよう
PDF図面をJWWファイルに変換するなら、「PDF to JWW」というフリーソフトがおすすめです。PDFの中の線や文字データを読み取って、JW_CADで使えるJWWデータに変換してくれます。
使い方も簡単で、Zipファイルをダウンロードして解凍するだけ。面倒なインストール作業もありません。
ただし、万能ではないのが現実です:
– 成功率は6~7割程度
– スキャンした画像や手書きのPDFは変換できない
– 縮尺がずれることがある
– 曲線がカクカクになったり、文字が化けたりすることも
完璧な変換は期待せず、「参考図として使えればOK」くらいの気持ちで使うのがコツです。
うまく変換できない時の対処法
変換がうまくいかない時は、こんな方法を試してみてください:
**GhostScriptを使う**
「GhostScript(ゴーストスクリプト)」というソフトと組み合わせると、変換の成功率がアップします。PDFの中身をより詳しく解析できるので、変換ソフトの性能を引き上げてくれます。
**PDFを修復する**
PDFファイル自体に問題がある場合は、「iLovePDF」などのオンラインサービスで事前に修復してみましょう。修復後に再変換すると、驚くほどスムーズにいくことがあります。
**変換後の調整を忘れずに**
変換が成功しても、線の種類や縮尺は必ず自分で調整しましょう。寸法に誤差がないか、元の図面と見比べて確認することも大切です。
Webサービスや別ルートでの変換テクニック
最近は、ソフトをインストールしなくてもWeb上で変換できるサービスも登場しています。「CADデータ無料変換サービスDARE」のようなサイトなら、面倒な手順なしで簡単に変換可能です。
ただし制限もあります:
– 1日1枚まで
– ログインが必要
– セキュリティ面での不安
急ぎの時や試しに使ってみたい場合にはいいですが、本格的な業務には向かないかもしれません。
**AutoCADファイルを直接変換したい場合**
DWGやDXFファイルをJWWに変換したい時は:
1. 「DWG TrueView」でDXFに変換
2. 「PDF to JWW」などで最終変換
この2段階の方法が効果的です。どの段階でも、変換後の内容チェックは欠かさずに。
まとめ
AutoCADとJW_CAD間の変換は、現場での作業効率を大きく左右する重要なスキルです。フリーソフトやWebサービスの進歩で以前より簡単になりましたが、まだまだ人の目でのチェックと手直しが必要な部分も多いのが現実。
「完璧な変換」を求めすぎず、「使える形にする」ことを目標に、いろいろなツールを使い分けてみてください。変換後の編集作業も含めて慣れてくれば、CAD作業がもっとスムーズになるはずです。
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