AutoCADからJw_cadに変換する方法をお探しですね。
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AutoCADからJw_cadへ図面を移す方法を分かりやすく解説!
建築や土木の現場でよく使われているCADソフトといえば、AutoCADとJw_cadですよね。でも、この2つのソフトは作り方が全然違うので、AutoCADで描いた図面をそのままJw_cadで開くことはできません。
そこで今回は、AutoCADの図面をJw_cadで使えるように変換する方法を、初心者の方にも分かりやすく説明していきます。
まずは基本の流れを覚えよう
AutoCADで作った図面ファイル(DWGやDXF形式)は、残念ながらそのままではJw_cadで開けません。でも大丈夫!ちょっとした手順を踏めば、ちゃんと使えるようになります。
一番よく使われる方法は、AutoCADから図面を「DXF形式」で保存することです。特に「ASCII形式」というテキスト形式で保存するのがポイントです。
手順はこんな感じです:
1. AutoCADで【名前を付けて保存】を選ぶ
2. ファイルの種類を「AutoCAD DXF(*.dxf)」に設定
3. 「DXFオプション」で形式を「ASCII」に選択
4. 保存する
これだけで、Jw_cadで読み込めるファイルができあがります!
ただし、注意点が一つ。新しすぎるDXFバージョンで保存すると、Jw_cadで開いたときに文字が化けたり、うまく表示されなかったりすることがあります。なので、できるだけ古いバージョン(R12/LT2相当)で保存するのがおすすめです。
DXFで保存するときの詳しい設定
DXFファイルを保存するときには、いくつか設定できる項目があります。特に大切なのは「形式」の選択です。
**絶対に覚えておきたいポイント:**
– 形式は必ず「ASCII(テキスト)形式」を選ぶ
– バイナリ形式ではJw_cadで開けません
その他の便利な設定:
– 「オブジェクトを選択」にチェックを入れると、図面の一部分だけを保存できます
– 「精度」では小数点以下の桁数を設定できます(基本的にはそのままでOK)
ファイル名は後で分かりやすいように付けておくと、Jw_cadで開くときに迷わなくて済みますよ。
Jw_cadで開くときに気をつけること
保存したDXFファイルは、Jw_cadの「ファイル」メニューから「開く」または「インポート」で読み込めます。
でも、ここで注意!AutoCADとJw_cadは仕組みが違うので、完全に同じように表示されないことがあります。
**よくある問題と対策:**
– **線の種類が変わってしまう** → Jw_cad側で線種を調整
– **レイヤー(画層)名が変わる** → 必要に応じて名前を変更
– **文字が化ける** → AutoCAD側で標準的なフォントに変更してから再保存
– **図形がずれる** → 古いバージョンのDXFで再保存してみる
データ量が多い図面だと、Jw_cadの動作が重くなることもあります。そんなときは、不要な部分を削除してから変換すると軽くなりますよ。
もっと簡単な方法もあります
最近は、もっと簡単に変換できる方法も出てきています。
**便利なソフトたち:**
– **IJCAD** → AutoCAD互換のCADで、直接JWW形式で保存できる機能があります
– **専用変換ソフト** → 有料・無料のものがいろいろあります
ただし、どのソフトを使っても100%完璧に変換できるとは限りません。大切な図面の場合は、変換後に必ず内容をチェックして、おかしなところがあれば手直しすることが大切です。
まとめ
AutoCADからJw_cadへの図面変換は、DXF(ASCII)形式を使うのが基本です。完璧な変換は難しいこともありますが、コツを覚えれば十分実用的に使えます。
**覚えておきたいポイント:**
– DXF形式はASCII(テキスト)で保存
– 古いバージョンで保存すると安全
– 変換後は必ず内容をチェック
– 問題があれば手直しする
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単です。ぜひ試してみてくださいね!
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