Jw_cadでアイソメ図を作成するための使い方をお探しですね。

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Jw_cadでアイソメ図を描こう!立体的な図面で説得力アップ

建築や機械設計でよく使われているJw_cad(JW_CAD/JWW)。実は、立体的に見える「アイソメ図(等角投影図)」も描けるって知っていましたか?

アイソメ図は、配管や建築などいろんな分野で使われていて、一枚の図面で立体的な見た目を表現できる便利な図面です。CAD初心者の方でも、アイソメ図が描けるようになると、図面がぐんと分かりやすくなって、使い道も広がります。

この記事では、Jw_cadでアイソメ図を描く方法から、うまく描くコツ、よくある困りごとの解決方法まで、分かりやすくお伝えします。

アイソメ図って何?なぜ必要なの?

アイソメ図とは、物を斜め上から見下ろした状態を描いた図面のことです。縦・横・奥行きの3つの方向が、それぞれ120度の角度で描かれているのが特徴で、立体感がよく伝わります。

普通の図面(平面図や立面図など)だと、一つの面しか見えませんよね。でもアイソメ図なら、一枚で寸法や全体の形がパッと分かるので、設計する人と実際に作る人の間で「あ、こういう形なんだ!」と共通理解が生まれやすくなります。

建築の配管図や機械部品の組み立て図、建物の日陰の検討など、いろんな場面で活躍するので、Jw_cadを使う人にもとても人気の機能なんです。Jw_cadは2D専用のソフトですが、高さの情報を加えることで、3Dに近い表現ができちゃいます。

Jw_cadでアイソメ図を描く基本の流れ

Jw_cadでアイソメ図を作る手順は、大きく分けて4つのステップです。

1. **平面図を描く** – いつものように2次元の平面図を描きます
2. **高さ情報を入力** – 「日影」コマンドを選んで、「高さ」の欄に数値を入力(例:「5」なら5mの高さ)
3. **線に高さを設定** – 高さを付けたい線をクリックすると、線の端っこに黄色で高さ情報が表示されます
4. **アイソメ図表示** – 「2.5D」→「アイソメ」の順にクリックすると、画面がアイソメ図に切り替わります

表示された後は、「左」「右」「上」「下」のボタンや数値を変えて、見る角度を自由に調整できます。いろんな方向から見た立体図が簡単に作れるので、とても便利ですよ。

うまくいかない時はここをチェック!

アイソメ図を作っていて「あれ?うまくいかない…」という時は、こんなポイントを確認してみてください。

**レイヤーの確認**
高さ情報を付けたい線が、ちゃんと正しいレイヤーにあるかチェックしましょう。いろんなレイヤーが混ざっていると、うまく情報が付かないことがあります。専用のレイヤーを作って作業するのがおすすめです。

**線の状態をチェック**
「線が途切れている」「線が重なっている」場合も、高さ設定がうまく反映されません。線の端っこを拡大して確認したり、「包括」や「伸縮」コマンドで線をつなげたり修正すると、スムーズに進みます。

**コマンドが見つからない時**
ソフトのバージョンや設定によって、一部のコマンドが見当たらない場合があります。そんな時は、公式サイトやマニュアルを見てみましょう。分からないことが続く時は、オンラインセミナーや参考書で基本操作を復習するのも良いアイデアです。

アイソメ図を使いこなすメリットと活用法

Jw_cadでアイソメ図が描けるようになると、図面の説得力がグッとアップします。配管や設備の収まり方、建物の日陰の様子、機械部品の組み立て方など、平面図では分かりにくい立体的な部分が、見る人にとって直感的に理解できるようになります。

作ったアイソメ図は、PDF化や印刷、他のCADソフト(DXF形式など)への変換もできるので、仕事の効率化やデータの共有にもとても役立ちます。

また、「2.5D」と「アイソメ」のコマンドを組み合わせることで、いろんな角度から検討ができて、設計の段階から確認・修正がしやすくなります。

最初は「難しそう…」と思うかもしれませんが、練習を重ねることで必ず身に付きます。参考資料を見ながら、何度か操作を繰り返してみてください。立体的な表現力が身に付くと、図面作成がもっと楽しくなりますよ!

ぜひ気軽にチャレンジして、アイソメ図の魅力を体験してみてくださいね。

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