Jw_cadでグリッド表示する方法をお探しですね。
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Jw_cadのグリッド表示を使いこなそう!初心者でも分かる設定方法と活用術
Jw_cadは日本で作られた人気のCADソフトですが、初めて使う人が「これって何?」と戸惑いがちなのが「グリッド表示」です。グリッドというのは、図面に一定の間隔で並んだ点や線のガイドのことで、これを使うと正確で速い作図ができるようになります。今回は、このJw_cadのグリッド表示について、役割や設定のやり方、うまく表示されないときの解決方法、使うときの注意点まで分かりやすく説明します。グリッドを上手に使えば、図面作りがグッと楽になりますよ。
グリッド表示って何?どんな役割があるの?
Jw_cadのグリッド表示は、図面を描くときに等間隔の目印(点)を画面に表示する機能です。画面上に点々が方眼紙のように並んで、線や図形を正確な場所に置くための目安になってくれます。
例えば、家の設計図を描くとき、柱の間隔や壁の厚さは決まった寸法があることが多いですよね。そんなときグリッドを使えば、面倒な計算をしなくても正確に描けるんです。しかも、グリッドは印刷には出ないので、安心して使えます。
特にJw_cadを始めたばかりの人や、CADに慣れていない人の「どこに線を引けばいいか分からない」「基準がほしい」という悩みを解決してくれる、とても便利な機能です。
グリッド表示の設定方法
グリッドの設定はとても簡単です。手順を見ていきましょう。
まず、画面の右下にある「∠0(軸角・目盛・オフセット)」ボタンをクリックするか、上のメニューから「設定」→「軸角・目盛・オフセット」を選びます。
設定画面が開いたら、「目盛」の欄に希望するグリッドの間隔を入力します。例えば「910mm, 910mm」といった感じです。ここで「実寸」にチェックを入れると、実際の寸法で設定できるので便利です。チェックを外すと図面の縮尺に合わせて計算する必要があります。
グリッドの細かさも調整できます。主目盛(黒い点)と中間目盛(青い点)を使い分けることで、より細かい作図ができるようになります。設定が終わったら「OK」を押せば完了です。
表示をやめたいときは、同じ画面で「OFF」にチェックするだけです。とても簡単ですね。
グリッドが見えない?色やサイズを変える方法
グリッドの点の大きさや色は、自分の好みに合わせて変えることができます。
上のメニューから「設定」→「基本設定」→「色・画面」タブを開きます。「画面要素」の欄で、主目盛や中間目盛の色や太さを変更できます。画面が見やすくなるよう、お好みで調整してみてください。
「グリッドが表示されない!」というときは、まず画面の拡大・縮小を確認してみてください。画面を小さく表示しすぎると、グリッドが見えなくなってしまいます。そんなときは「表示倍率」の設定を調整すれば解決します。
グリッドの点をクリックできないときは、「読取」の設定を確認してみてください。「読取【有】」の状態にすると、グリッドの点を基準にして線を引けるようになります。
グリッドを上手に使うためのコツと注意点
グリッドはとても便利ですが、使うときに知っておきたいポイントがいくつかあります。
まず、グリッドの設定はすべてのレイヤーに共通して適用されます。レイヤーごとに違うグリッドを使うことはできないので覚えておきましょう。
また、画面を小さく表示するとグリッドが消えてしまうので、細かい作業をするときは適度に拡大表示するのがコツです。
グリッドの色が図面の線と似ていて見分けにくいときは、色を変更すると作業がしやすくなります。集中したい作業のときや、グリッドが邪魔に感じるときは「OFF」にするなど、状況に応じて切り替えるのも大切です。
グリッドはあくまで描画の手助けをしてくれる機能です。いつも表示していなければいけないわけではありません。自分の作業に合わせて上手に使い分けることで、Jw_cadでの図面作りがもっと正確で速く、ストレスなく進められるようになります。
ぜひこの記事を参考に、あなたなりのグリッド活用法を見つけてみてくださいね。
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