Jw_cadで2.5D機能を使ってアイソメ図を入力する方法をお探しですね。

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JWCADで立体的な図面を描こう!2.5Dアイソメ図の使い方ガイド

JWCAD(JWW)は、日本でとても人気のある無料の図面作成ソフトです。普通は平面図しか描けませんが、実は「2.5D」という機能を使うと、建物を立体的に表現できるんです。この立体図のことを「アイソメ図」と呼びます。

平面図だけだと建物の高さや形がイメージしにくいですが、アイソメ図があると一目で立体的な形がわかります。特に建築の仕事では、お客さんに設計内容を説明するときや、日当たりの計算をするときにとても便利です。

アイソメ図って何?なぜ便利なの?

アイソメ図は、建物を斜め上から見たような立体図のことです。物を30度ずつ傾けて描く方法で、奥行きも高さも同時に見えるのが特徴です。

JWCADは本来、平面図を描くためのソフトなんですが、この「2.5D」機能を使うと、平面図に「高さ」の情報を追加できます。すると、床や壁、屋根の高さがわかる立体図が作れるんです。

これがあると何が良いかというと:
– 建物の形がパッと見てわかる
– お客さんに説明しやすい
– 現場の職人さんとの打ち合わせがスムーズ
– 日陰がどこにできるかの計算ができる
– 法律で決められた建物の高さ制限をチェックできる

実際にアイソメ図を作ってみよう

ステップ1:まずは平面図を描く

普通に平面図を描きます。壁や屋根の線をきちんと描いておきましょう。

ステップ2:高さの情報を入力する

1. 画面上部のツールから「日影」というボタンをクリックします
2. 「高さ」の入力欄が出てくるので、例えば「5」(5メートルの意味)と入力
3. 高さを付けたい線(壁の線など)をクリックします
4. すると、線の端っこに黄色い数字が表示されます

ステップ3:アイソメ図に変換

1. 「2.5D」→「アイソメ」の順番でボタンを押します
2. 平面図が立体的なアイソメ図に変わります!
3. 「左」「右」「上」「下」のボタンで、見る角度を変えられます

うまくいかないときの解決方法

アイソメ図がうまく作れないときは、だいたいこんな原因があります:

**1. レイヤーの問題**
線を描いたレイヤーが間違っていると、高さが反映されません。専用のレイヤーを作って、そこに線を移してから作業しましょう。

**2. 線がつながっていない**
壁の線が途切れていたり、角の部分がきちんとつながっていないと、立体化できません。線をつなげる機能を使って、しっかりと閉じた形にしましょう。

**3. 線が重なっている**
同じ場所に複数の線があると、どの線に高さを付けるかわからなくなってしまいます。不要な線は削除するか、レイヤーを分けて整理しましょう。

JWCADは元々平面図用のソフトなので、立体化がうまくいかないこともあります。でも、線の状態をチェックして何度かやり直せば、だいたい解決できます。

こんな場面で活用できる

建築設計での活用

– 建物の外観イメージを作る
– 部屋の中の構造を説明する
– 敷地と建物の関係を確認する
– お客さんへのプレゼン資料作成

法的なチェック

– 建物の高さ制限を確認
– 隣の家への日陰の影響をチェック
– 「天空率」という法律の基準をクリアしているか確認

実際の作業の流れ

1. まず平面図をしっかり描く
2. 高さ情報を追加する
3. アイソメ図に変換して確認
4. 必要に応じて修正を繰り返す
5. PDFなどで出力してプレゼン資料として活用

まとめ

JWCADの2.5D機能を使えば、無料のソフトでも立体的な図面が作れます。最初は操作に慣れないかもしれませんが、コツを覚えれば設計の仕事がとても効率的になります。

特に、お客さんや現場の人とのコミュニケーションが格段に良くなるのが大きなメリットです。平面図だけでは伝わりにくいことも、立体図があれば一発で理解してもらえます。

ぜひこの記事を参考に、JWCADの2.5D機能にチャレンジしてみてください。慣れてくると、きっと手放せないツールになりますよ!

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