Jw_cadで4寸勾配の斜線を書く方法をお探しですね。
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Jw_cadで4寸勾配の斜線を簡単に描く方法
Jw_cadは日本で作られた無料のCADソフトで、建築や機械の図面作りによく使われています。図面を描くときは、まっすぐな縦線や横線だけじゃなくて、屋根の傾きや階段みたいな斜めの線も必要になりますよね。
特に日本の建築では「4寸勾配」のように、勾配を「寸」で表すことがよくあります。でも、Jw_cadでこういう勾配線を正確に描くには、ちょっとしたコツが必要なんです。今回は、その方法を分かりやすく説明していきます!
まずは基本!斜線の描き方
Jw_cadで斜めの線を描くには、「線」コマンドを使います。画面上の「線」ボタンをクリックするか、キーボードの「H」を押せばOKです。
線を描く手順は簡単で、最初に線の始まりの点を左クリックして、次に終わりの点をクリックするだけ。これで好きな方向に線が引けちゃいます。
もし水平や垂直の線だけを描きたいときは、「水平・垂直」にチェックを入れておけば、まっすぐな線だけが描けるようになります。
ちなみに、すでにある線や点から新しい線を引きたいときは、始点を右クリックで指定すると、ピッタリとつながった線が描けます。これ、意外と大事なポイントなんです!
角度や長さを決めて線を引く方法
「30度の角度で1000mmの線を引きたい」みたいに、きっちりと決まった線を描きたいこともありますよね。そんなときは、画面の「傾き」と「寸法」の欄に数字を入力します。
例えば、「傾き」に30、「寸法」に1000と入力すれば、30度で1000mmの線がバッチリ描けます。
でも、ここで問題が出てきます。日本の建築現場でよく使われる「寸勾配」は、度数じゃなくて「4寸/1尺」みたいな比率で表されるんです。だから、そのまま度数を入力してもうまくいかないんですね。
いよいよ本題!4寸勾配の描き方
ここからが本番です!日本の建築で「4寸勾配」というのは、「10進法で0.4の傾き」のことです(4÷10=0.4ですね)。
Jw_cadでは、この寸勾配を描くための特別な入力方法があります。それは、「傾き」の欄に「//0.4」と入力することです。最初に「//」(スラッシュを2つ)をつけるのがポイント!
この「//」をつけることで、Jw_cadが自動的に寸勾配を角度に変換してくれるんです。すごく便利ですよね!
手順をまとめると:
1. 線コマンドを選ぶ
2. 「傾き」欄に「//0.4」と入力
3. 始点と終点をクリック
これだけで、正確な4寸勾配の線が描けちゃいます。
もし反対向きの勾配線を描きたいときは、「-//0.4」とマイナスをつければOKです。
応用編:もっと上手に使うコツ
寸勾配の描き方を覚えたら、いろんな場面で活用できます。
例えば、斜面に対して垂直な線を描きたいときは、「鉛直」オプションを使うと、ワンクリックで直角の線が描けます。
また、すでにある斜線を延ばしたり、勾配線同士の交点を見つけたりするときは、「伸縮」や「コーナー」コマンドを使うと便利です。
注意したいポイント
精密な図面を描くときは、画面を拡大してクリックする場所を正確に指定することが大切です。もし「点がありません」みたいなエラーが出たら、もう一度拡大して、正しい場所をクリックし直してみてください。
最初は慣れないかもしれませんが、何回か練習すれば必ずできるようになります!
まとめ
Jw_cadで4寸勾配などの勾配線を描くときは、「傾き」欄に「//0.4」のように、ダブルスラッシュをつけて数値を入力するのがコツです。
この方法を覚えておけば、屋根や階段の勾配線も手早く正確に描けるようになります。最初は特殊な入力方法に感じるかもしれませんが、慣れてしまえばとても便利な機能です。
ぜひ実際に試してみて、図面作りのスキルアップに役立ててくださいね!
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