Jw_cadで線の太さを変える方法をお探しですね。

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Jw_cadで線の太さを変える方法を完全マスター!基本から応用まで

Jw_cadは日本でとても人気がある無料のCADソフトです。誰でも気軽に始められるのが魅力ですが、使っているうちに「線の太さを自由に変えたい」「図面の大事な部分だけ太い線にしたい」という声をよく聞きます。線の太さをうまく使い分けることができれば、図面がぐっと見やすくなって、お仕事の効率もアップします。この記事では、Jw_cadで線の太さを変える方法を、基本的なことから便利なワザまで、わかりやすく説明していきます。

まずは基本!Jw_cadで線の太さを設定する方法

Jw_cadで線の太さを決めるには、「基本設定」から始めましょう。画面上の「基設」ボタンを押すか、メニューの「設定」→「基本設定」をクリックします。次に「色・画面」のタブを開いてみてください。

ここには線の色ごとに「線幅」を入力する欄があります。たとえば「300」と入力すると、印刷したときに3.0mmの太い線になります。数字は1/100mm単位で設定できるので、とても細かく調整できるんです。

大切なポイントは、「線幅を1/100mm単位とする」と「線幅を表示倍率に比例して描画」にチェックを入れることです。これをしておくと、パソコンの画面で見たときと印刷したときの線の太さがほぼ同じになります。

色ごとに太さを決めておけば、作図がとても楽になります。たとえば、補助線は細く、メインの線は太くといった使い分けができるので、まずはこの基本設定をしっかり覚えましょう。

線の色ごと・1本ずつ太さを変える方法とそのいいところ

Jw_cadでは線の太さを変える方法が2つあります。「色ごとにまとめて設定する方法」と「線を1本ずつ個別に設定する方法」です。

**色ごとの設定**なら、水色は0.2mmの細い補助線、緑色は0.5mmのメイン線、といった決まりを作っておけます。こうすると図面を描いているときも見やすいし、印刷したときもきれいに仕上がります。

**個別に設定**したいときは、「線属性」のダイアログから、その線だけの太さを指定できます。同じ色の線でも、一部だけ太くしたり細くしたりできるんです。

個別設定のいいところは、ちょっとした強調や目立たせたい部分にだけ太い線を使えることです。ただし、あまりたくさん使いすぎると図面全体がごちゃごちゃして見えるので、ほどほどにしておくのがコツです。

図面の一部分だけ太さを変える便利なワザ

「1本の線の途中だけ太くしたい」「特定の部分だけ太さを変えたい」という細かい要求にも、Jw_cadは応えてくれます。

やり方は少しコツがいりますが、まず太くしたい部分の線を「切断」して、独立した線にします。「消去」コマンドの部分消しを使って、交点から交点まで線を分けるのがポイントです。

線を分けたら、太くしたい部分を選んで「範囲選択→属性変更」で「線幅変更」にチェックを入れ、好きな太さを入力します。これで、1本の線の中でも必要な部分だけ太さを変えることができます。

この方法は、配管や配線図で重要な部分を強調したり、建物の構造で特に注目してもらいたい箇所を目立たせたりするのに便利です。既存の線の上に新しい線を重ねる方法もありますが、後で編集することを考えると、切断して属性を変更する方法がおすすめです。

印刷・画面表示で太さをちゃんと反映させるコツと注意点

せっかく線の太さを設定しても、「印刷したら反映されていない」「画面で見たのと印刷したものが違う」といった困った経験はありませんか?

Jw_cadで線の太さをきちんと反映させるには、「基本設定」で「線幅を表示倍率に比例して描画」と「線幅を1/100mm単位とする」の両方にチェックを入れておくことが大切です。

もし一部のプリンターで線の太さが印刷に反映されない場合は、プリンターの解像度設定や印刷設定、用紙サイズも一緒に確認してみてください。

設定を使い分けることもできます。画面だけで太さを確認したいなら「表示倍率に比例」だけにチェック、印刷のときだけ反映させたいなら印刷関連の設定だけにチェックを入れます。

実際に使うときは、必ずテスト印刷をして確認することをおすすめします。何度か試してみて、自分の環境に合った設定を見つけるのが一番確実です。

まとめ

Jw_cadをもっと上手に使いこなすには、線の太さ変更機能をしっかり理解して、自分の仕事に合った方法で使うことが大切です。色ごとの一括管理、個別指定、部分的な太さ変更、そして印刷対応の設定まで一通りできるようになれば、図面の品質がぐんと上がって、相手にも伝わりやすくなります。ぜひ自分の仕事に合わせて使い分けてみてくださいね。

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