Jw_cadの裏図について情報をお探しですね。

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Jw_cadの「裏図」って何?初心者でもわかる使い方ガイド

Jw_cad(みんな「jww」って呼んでますね)を使っていると、「裏図」という言葉をよく聞きませんか?建築関係の人たちがよく使う言葉ですが、実際どんな機能なのか、よくわからない人も多いと思います。今回は、この「裏図」について、画像の重ね方や透明化のコツも含めて、わかりやすく説明していきますね。

「裏図」って結局何のこと?

建築や設計の現場で「裏図」と言うのは、簡単に言うと「表には出さないけど、作業で使う図面や画像」のことです。Jw_cadでは主に2つの使い方があります。

**1つ目は下絵として使う方法**
紙の図面をスキャンした画像や写真を画面に貼り付けて、その上から線をなぞって図面を作る「トレース作業」で使います。手書きの図面をデジタル化したい時などに便利ですね。

**2つ目は作業用メモとして使う方法**
設計中に「ここはこうしようかな」「この部分は検討中」みたいな情報を書き込んでおいて、完成したら見えないようにする使い方です。

Jw_cadには「裏図専用ボタン」があるわけではありませんが、レイヤー機能や画像挿入機能を上手に使えば、こうした裏図的な使い方ができるんです。

画像を貼り付けた時の「前後関係」でよくある困りごと

Jw_cadで画像を貼り付けると、「あれ?画像が線の上に来ちゃった」とか「画像が後ろに隠れて見えない」ということがよくあります。これは画像と線の「重なり順」の問題なんです。

画像を貼り付ける時に「先に描画」にチェックを入れると、画像が後ろ側(裏側)に表示されます。チェックを外すと前側(表側)に表示されます。トレース作業をする時は、画像を後ろ側にして、その上から線を引くのが一般的ですね。

もし設定を間違えても大丈夫!「画像編集」コマンドで後から変更できます。複数の画像や線を重ねる時は、レイヤーを分けて整理するとごちゃごちゃになりません。

背景を透明にしたい時のコツ

スキャンした図面の白い背景部分を透明にして、その上から新しい線を引きたい場合がよくありますよね。Jw_cadでは「透過色」を指定することで、特定の色を透明にできます。

白い背景を消したい場合は、透過色を「白」に設定します。ただし、完全な白色だけが透明になるので、少しでも色が違うと透明になりません。画像の形式はBMPやPNGがおすすめです。

もしうまくいかない場合は、PhotoshopやGIMPなどの画像編集ソフトで先に背景を透明にした画像を作ってから、Jw_cadに貼り付ける方法もあります。この方が確実で、見た目もきれいになることが多いです。

レイヤーを使った賢い管理方法

裏図を上手に使うコツは、「レイヤー」をきちんと分けることです。例えば:

– **裏図用レイヤー**:背景画像や下書き線
– **本図用レイヤー**:実際に印刷する正式な図面
– **検討用レイヤー**:アイデアやメモ書き

こんな風に分けておけば、印刷する時は裏図レイヤーを非表示にするだけで、きれいな図面が出力できます。作業中は裏図を表示して参考にしながら作図して、完成したら非表示にする、という使い方ができるんです。

また、お客さん用の「きれいな図面」と社内用の「メモ付き図面」を同じファイルで管理することもできるので、とても効率的です。

まとめ

Jw_cadの「裏図」は、使い方を覚えると作図がとても楽になる便利な機能です。画像の重ね順や透明化、レイヤー分けのコツを覚えれば、もっと自由で効率的な図面作成ができるようになります。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れれば必ず役に立つテクニックなので、ぜひ試してみてくださいね!

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