JWWとPDFの一括変換の方法について情報をお探しですね。
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JWWファイルをPDFにまとめて変換する方法を詳しく解説!
建築設計でよく使われているJw_cad(JWW)で作った図面を、PDF形式でまとめて保存したいという声をよく聞きます。1枚2枚なら手作業でも大丈夫ですが、何十枚、何百枚もの図面をPDFに変換するとなると、1つずつやっていたら時間がいくらあっても足りませんよね。
そこで今回は、JWWファイルを効率よくPDFに一括変換する方法や、おすすめのツールについて分かりやすく説明していきます。
Jw_cadの標準機能を使った一括変換のやり方
実は、Jw_cad自体にも複数のファイルをまとめて処理できる「連続印刷」という便利な機能があります。
この機能を使うときは、仮想プリンター(Adobe PDFやCubePDFなど)を選んで印刷すれば、複数のPDFファイルを自動で作ってくれます。
**具体的な手順はこんな感じです:**
1. [ファイル]メニューから印刷設定をする
2. 「プリント出力形式」の画面で「ファイル連続印刷」ボタンを押す
3. 変換したいファイルを選択して印刷を実行
ただし、この方法にはちょっとした注意点があります。印刷範囲が用紙からはみ出さないように設定しておくことと、保存先やファイル名をどうするか事前に決めておく必要があります。また、ファイルの数が多いと、1つずつファイル名を付けるのが面倒になることもあります。
フリーソフトや専用ツールを使ってみよう
Jw_cadの標準機能だけでは物足りない場合は、専用のツールを使うのがおすすめです。
**無料で使える定番ツール:**
– **CubePDF**:プリンターとして使えて、普通に印刷するのと同じ感覚でPDF化できる
– **doPDF**:こちらも仮想プリンターとして動作する人気ソフト
これらのツールは無料で使えますが、Jw_cadの連続印刷機能と組み合わせたときに、ファイル名が自動で連番になるかどうかは、ソフトによって違います。
**有料だけど高機能なツール:**
– **JWtoPDF**:JWWファイル専用の変換ソフト
– 大量のファイルを一括変換できる
– ファイル名の自動連番化やフォルダ指定など、仕事で使いやすい機能が充実
どのツールを選ぶかは、変換する図面の量や予算、どこまで自動化したいかによって決めるといいでしょう。
フリーソフトを使うときの注意点とコツ
無料のツールでPDF変換をするときは、いくつか気をつけたいポイントがあります。
**よくある失敗例:**
– 印刷設定(用紙サイズや縮尺)が間違っていて、図面が切れてしまう
– ファイル名を1つずつ手動で付けなければならず、結局時間がかかる
– 保存先がバラバラになってしまう
**上手に使うコツ:**
– 事前に印刷設定をしっかり確認する
– 保存先を固定設定にしておく
– 連番自動付与の設定があるかチェックする
また、複数の図面を1つのPDFファイルにまとめたい場合は、いったん個別のPDFを作ってから、無料のPDF結合ツール(CubePDF UtilityやPDF Shaper Freeなど)でまとめる方法もあります。
もっと効率的にPDF化するためのおすすめ運用方法
仕事で大量のJWWファイルをPDF化する場合、無料ツールだけでは限界があることも多いです。
**こんな機能が欲しい場合は有料ツールがおすすめ:**
– ファイル名を図面情報に基づいて自動で付けたい
– フォルダごとに一括変換したい
– 複数図面をページ番号付きの1つのPDFにまとめたい
– エラーが起きたときに自動でやり直してほしい
**効率的な作業の流れ:**
1. 変換前にファイルを整理して、命名ルールを統一する
2. 仮想プリンターの設定(保存先、連番設定など)を確認する
3. 変換後に必要に応じてPDF結合ツールで仕上げる
4. 一連の作業手順をマニュアル化しておく
このように作業の流れを決めておけば、効率的で安定した変換作業ができるようになります。
まとめ
JWWファイルのPDF一括変換は、標準機能と無料ツール、有料の専用ソフトを上手に組み合わせることで、効率よく行うことができます。
変換したいファイルの数や頻度、予算などを考えて、自分に合った方法を選んでくださいね。最初は無料のツールから試してみて、物足りなくなったら有料ツールを検討するのがおすすめです。
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