Jw_cadで平面図を描く方法をお探しですね。

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JW_CADで平面図を描こう!初心者でも分かる基本の手順

JW_CADは、日本でたくさんの人が使っているフリーの2次元CADソフトです。「CADって難しそう…」と思うかもしれませんが、基本的な使い方を覚えれば、初心者でも立派な平面図が描けるようになります。この記事では、JW_CADを使って平面図を描く方法を、分かりやすくステップごとに説明していきますね。

まずはJW_CADを準備しよう

最初にやることは、JW_CADをパソコンにインストールすることです。公式サイトから最新版をダウンロードして、画面の指示に従ってインストールしましょう。無料で使えるのが嬉しいポイントです!

インストールが終わったら、図面を描く準備をします。まず、用紙のサイズ(A3やA4など)と、図面の縮尺(1/50や1/100など)を決めて設定します。次に、グリッド(方眼紙のような格子線)とレイヤー(図面を整理するための層のこと)を設定しましょう。

木造住宅の図面なら、グリッドを910mm間隔にしておくと便利です。これは日本の建築でよく使われるサイズなんです。マウスのホイールで拡大縮小できるように設定しておくと、作業がとても楽になりますよ。

最初の設定は少し面倒に感じるかもしれませんが、ここをしっかりやっておくと、後の作業がスムーズに進みます。

図面の枠と基準線を描こう

設定が終わったら、いよいよ図面を描き始めます。まずは図面枠(印刷する範囲の枠)を描きましょう。これがあると、図面がきちんと整って見えます。

次に「通り芯」という線を描きます。通り芯は建物の骨組みの中心を示す線で、柱や壁の位置を決める大切な基準になります。縦と横に線を引いて、建物の大まかな形を決めていきましょう。

線を1本描いたら、「複線コマンド」を使って同じ間隔で何本もコピーできます。これを使うと、手早くきれいに線が引けて便利です。通り芯の端には、番号や記号を付けておくと分かりやすくなります。

ここまでできたら、一度ファイルを保存しておきましょう。作業の途中で保存する習慣をつけると安心です。

柱や壁、ドアや窓を配置しよう

通り芯ができたら、今度は柱や壁を描いていきます。柱は「矩形コマンド」を使って四角形で描きます。木造住宅なら150mm角くらいのサイズが一般的です。1つ柱を描いたら、コピー機能を使って必要な場所にどんどん配置していきましょう。

壁は線で描きます。柱から柱へ線を引いて、壁の厚さも考えて複線を作ります。「包絡コマンド」を使うと、線が交差している部分をきれいに整理できて、見た目がぐっと良くなります。

ドアや窓などの「建具」も忘れずに配置しましょう。JW_CADには最初から建具の図形が用意されているので、それを使うと簡単です。メーカーのホームページから図形データをダウンロードして使うこともできます。

それぞれの要素は違うレイヤーに描くのがコツです。そうすると、後で修正するときに楽になります。

設備や文字を入れて仕上げよう

建物の基本的な形ができたら、キッチンやお風呂、トイレなどの設備を配置します。これらも図形として用意されているものを使ったり、外部からデータを取り込んだりできます。

次に、寸法線や部屋の名前を入れていきます。寸法を入れる前に、単位や小数点の表示方法を設定しておきましょう。部屋名や設備名は、読みやすい大きさと位置に配置することが大切です。

必要に応じて、壁に色を付けたり(塗りつぶし)、ハッチング(斜線などの模様)を使ったりすると、より分かりやすい図面になります。

最終チェックと印刷

図面が完成したら、全体を見直してみましょう。すべてのレイヤーを表示して、描き忘れや間違いがないかチェックします。問題がなければ、印刷コマンドでPDFファイルにしたり、紙に印刷したりできます。

縮尺や配置に問題がないか、最後にもう一度確認してくださいね。

まとめ

JW_CADを使った平面図の描き方、いかがでしたか?最初は覚えることが多くて大変かもしれませんが、何度か練習すれば必ずできるようになります。

まずは簡単な間取りから始めて、慣れてきたら少しずつ複雑な図面にも挑戦してみてください。コツは焦らずに、一つ一つの手順を丁寧に進めることです。きっと立派な平面図が描けるようになりますよ!

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