Jw_cadで点線が消える時の対処法をお探しですね。
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Jw_cadの点線が消える問題を解決しよう!設定から印刷まで完全ガイド
建築や土木の設計でよく使われているJw_cad(JWW)。とても便利なソフトなんですが、「画面では点線がちゃんと見えるのに、印刷すると消えちゃう!」なんて経験、ありませんか?
実はこれ、結構よくあるトラブルなんです。図面の見栄えにも関わる大事な問題なので、今回はこの「点線が消える」現象について、原因から解決方法まで分かりやすく説明していきますね。
こんな症状に心当たりはありませんか?
JWWの「点線が消える」って言っても、実はいろんなパターンがあるんです。
一番多いのは、**パソコンの画面では破線や点線がきちんと表示されているのに、いざ印刷してみると直線の部分がほとんど見えなくなってしまう**というもの。ひどいときは、曲がり角の点だけがかろうじて印刷されて、まっすぐな部分は完全に消えてしまうことも。
他にも、こんな困った症状があります:
– 点線の間隔や大きさが思っていたのと全然違う
– 特定のプリンターやPDF保存のときだけ起こる
– 他のCADソフトから変換したデータで点線がおかしくなる
「せっかく作った図面が台無し…」なんてことになったら、本当にガッカリですよね。
なぜこんなことが起こるの?
この問題の一番大きな原因は、**JWW、プリンター、パソコンのOSが、それぞれ線の太さや種類を違うやり方で管理している**ことなんです。
具体的には、こんな設定が関係しています:
**1. 線幅の単位設定**
JWWの基本設定で「線幅を1/100mm単位とする」のチェックが外れていると、プリンターの解像度と合わなくて、点線の長さや間隔がめちゃくちゃになることがあります。
**2. プリンタ出力の数値**
「設定→基本設定→線種タブ」にある「プリンタ出力」の数値が大きすぎると、点線の間隔が広がりすぎて、印刷では点線が消えて見えてしまいます。
**3. 他のソフトからのデータ**
SXFファイルなど、他のCADソフトから変換したデータでは、点線の情報が正しく引き継がれないことがよくあります。
意外と見落としがちなのが、プリンターの設定やドライバーとの相性問題。これも結構影響するんです。
解決方法を試してみよう!
大丈夫、ちゃんと直す方法がありますよ。順番に試してみてください。
ステップ1:基本設定をチェック
まずは基本中の基本から。
1. 「設定→基本設定」を開く
2. 「色・画面」タブで「線幅を1/100mm単位とする」に**必ず**チェックを入れる
3. これがズレていると、点線だけじゃなく全部の線がおかしくなります
ステップ2:プリンタ出力の数値を調整
1. 同じく「基本設定」の「線種」タブを開く
2. 「プリンタ出力」の欄で、各線種の数値を小さくする(3~5くらいがおすすめ)
3. 初期値の10は大きすぎることが多いです
4. 何度か試し印刷して、ちょうどいい数値を見つけましょう
ステップ3:設定をリセットしてみる
うまくいかない場合は、一度リセットしてみるのも手です。
1. 「線種の初期化」ボタンを押して設定をリセット
2. 自分のプリンターに合わせて少しずつ調整
ステップ4:他のソフトからのデータの場合
SXFファイルなど、他のCADから持ってきたデータの場合は:
1. コピーする前に「属性取得」で線種の設定をメモしておく
2. 貼り付け先で線種設定を手動で再現する
3. どうしてもうまくいかない場合は、普通の線種に変換してから使う
トラブルを防ぐコツ
せっかく直したんだから、今度は同じ問題が起こらないようにしたいですよね。
基本的な心がけ
– **画面と印刷は必ず両方チェック**:設定を変えたら、必ず試し印刷で確認
– **PDF保存も要注意**:PDF化するときも線種が崩れやすいので、事前にテストを
– **標準的な設定を使う**:あまり特殊な線種設定は避けて、できるだけ標準的なものを使う
環境を整える
– **設定ファイルを管理**:JWFファイル(環境設定)やテンプレート図面で線種定義をしっかり管理
– **プリンタードライバーも最新に**:古いドライバーだと相性問題が起こりやすい
– **印刷解像度も確認**:プリンター側の設定も見直してみる
チーム作業の場合
– **設定を共有**:チームで作業するときは、線種設定を統一しておく
– **引き継ぎメモを作る**:特殊な設定を使った場合は、必ずメモを残す
まとめ
JWWの「点線が消える」問題って、最初は「なんで?」って思うかもしれませんが、実は設定をちゃんと理解すれば必ず解決できます。
大事なのは:
1. 基本設定をきちんとチェックする
2. 画面と印刷の両方で確認する
3. プリンターとの相性も考える
4. チームで作業するときは設定を共有する
最初は面倒に感じるかもしれませんが、一度コツを覚えてしまえば、きれいな図面を安定して作れるようになりますよ。
大切な図面だからこそ、細かい部分まで気を配って、プロらしい仕上がりを目指しましょう!何か分からないことがあったら、この記事を参考にして、ぜひ試してみてくださいね。
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