Jw_cadのバージョンアップの方法をお探しですね。
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Jw_cadのバージョンアップを安全に行う方法
Jw_cad(ジェイダブリューキャド)は、日本の建築や設備の図面作成現場でよく使われている無料の2D CADソフトです。このソフトは定期的に新しい機能が追加されたり、不具合が修正されたりして、新しいバージョンが公開されています。バージョンアップすることで、新機能が使えるようになったり、バグが直ったりして、作業がもっと効率的になります。でも、正しい手順を知らずにバージョンアップすると、大切な設定や図面データが消えてしまったり、予想外のトラブルが起きることもあります。ここでは、Jw_cadを安全にバージョンアップする方法とトラブルを防ぐコツを分かりやすく説明します。
最新バージョンを手に入れる前の準備
Jw_cadの最新バージョンは、公式サイトから無料でダウンロードできます。バージョンアップする前に、まず公式ページにアクセスして、最新版のインストーラーをダウンロードしましょう。
ここで一番大切なのは、**今使っているJw_cadの図面データや設定を必ずバックアップしておく**ことです。特にJw_cadは自分好みにカスタマイズしやすいソフトなので、「バージョンアップしたら、せっかく設定した内容が全部消えちゃった!」なんてことが起こりがちです。
バックアップは、Jw_cadがインストールされているフォルダ(だいたいC:\JWWというところ)をまるごとコピーするか、少なくとも図面ファイルや設定ファイルだけでもコピーして、安全な場所に保存しておきましょう。
バージョンアップの基本的な手順
バージョンアップの方法は主に2つあります。
1. **上書きインストール**:今のJw_cadの上に新しいバージョンをそのまま入れる方法
2. **クリーンインストール**:一度古いJw_cadを削除してから、新しいバージョンを入れる方法
多くの場合は、ダウンロードしたインストーラーを実行して、画面の指示に従って進めれば、自動的に上書きインストールされます。図面ファイルや自分で作った部品データ、カスタム設定などは、Jw_cadの本体とは別の場所に保存されているので、普通は消えません。
ただし、今使っているバージョンがかなり古い場合や、インストール場所を変更したい場合は、一度古いバージョンをアンインストールしてから新しいバージョンを入れた方が、トラブルが起きにくくなります。この場合も、大切なデータは必ずバックアップを取っておいてくださいね。
よくあるトラブルと注意点
バージョンアップのときに気をつけたいポイントがいくつかあります。
まず、上書きインストールでも、自分でカスタマイズした設定ファイルや部品ファイルがJw_cadのフォルダに入っている場合、間違って上書きされたり削除されたりすることがあります。
また、「BAKファイル」(図面のバックアップファイル)が開けなくなったり、ファイルの拡張子の違いで問題が起きることもあります。.bakファイルは拡張子を.jwwに変えれば開けるのですが、バージョンが違うと開けない場合があります。
古いバージョンと新しいバージョンが両方パソコンに入っていると、どちらで開くか分からなくなって混乱することもあります。トラブルを防ぐためにも、古いバージョンは削除して、新しいバージョンだけを使うようにしましょう。
成功するバージョンアップのコツ
Jw_cadのバージョンアップを安全に行うためのコツをまとめました。
**1. バックアップは必ず取る**
図面データはもちろん、自分で作った部品や設定ファイルも忘れずに保存しておきましょう。何かあったときに元に戻せます。
**2. インストール場所を整理する**
複数のJw_cadがパソコンに入っていると、どのバージョンで開くか分からなくなります。古いバージョンは削除して、フォルダもきれいに整理しましょう。
**3. 公式サイトの情報をチェック**
新しいバージョンで追加された機能や、既知の不具合についての情報が公開されています。困ったときは必ず公式サイトのFAQやマニュアルを確認しましょう。
これらのポイントを守ってバージョンアップすれば、より使いやすく効率的なCAD環境が手に入ります。最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単です。安全にバージョンアップして、Jw_cadの新機能を楽しんでくださいね。
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