JWW・JWK図面を読む方法をお探しですね。

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Jw_cadの図面ファイル(JWW・JWK)を使いこなそう!

Jw_cadは日本の建築・設計の現場でとても人気のCADソフトです。でも、初めて使う人が必ずといっていいほど困るのが「JWW」や「JWK」といったファイルの種類。「どれがどれ?」「どうやって開くの?」と混乱してしまいがちです。

そこで今回は、これらのファイルの違いや使い方を、できるだけ分かりやすく説明していきます。覚えてしまえば作業がぐっと楽になりますよ!

JWWとJWKって何が違うの?

まず基本から整理しましょう。

**JWWファイル(.jww)**は、図面全体を保存するファイルです。つまり「完成した図面そのもの」ですね。建物の設計図なら、その建物のすべての情報がこの1つのファイルに入っています。

一方、**JWKファイル(.jwk)**や**JWSファイル(.jws)**は、「部品のデータ」です。ドアや窓、トイレ、キッチンなど、よく使う形を部品として保存しておいたもの。新しい図面を描くときに、この部品をポンポンと配置していけば、いちいち一から描く必要がありません。

ちなみに、JWKは昔のMS-DOS版、JWSは今のWindows版用の部品ファイルです。基本的にはJWSを使うのがおすすめです。

要するに:
– **JWW** = 図面全体(完成品)
– **JWK・JWS** = 使い回せる部品(パーツ)

ファイルを開く・読み込む方法

JWWファイルを開く場合

これは簡単!Jw_cadの「ファイル」メニューから「開く」を選んで、目的のJWWファイルを選択するだけです。

JWK・JWSファイル(部品)を読み込む場合

こちらは少し手順が違います:

1. Jw_cadで「その他」メニューを開く
2. 「図形」を選択
3. ダイアログボックスが開いたら「ファイルの種類」で「.jwk」または「.jws」を選ぶ
4. 読み込みたいファイルを指定
5. 図面上の好きな場所にクリックして配置

他のCADソフトで開く場合

RootPro CADやAutoCADなど、他のCADソフトでも多くの場合JWWファイルを開けます。「ファイル」メニューの「インポート」や「読み込み」から試してみてください。

よくあるトラブル:文字がおかしくなった!

JWWやJWKファイルを扱っていると、「あれ?文字の大きさが変になった」「フォントが崩れた」ということがよく起こります。

原因その1:保存形式が古い

昔のJWK形式で保存されたファイルは、今のJw_cadでは正しく表示されないことがあります。できるだけJWS形式で保存・やりとりするようにしましょう。

原因その2:縮尺・倍率の設定

図面や部品には「縮尺」という概念があります。1/100の図面に1/1の部品を貼り付けると、文字サイズも一緒に変わってしまうことがあるんです。

**対処法:**
– 保存するときはJWS形式を選ぶ
– 貼り付けるときは縮尺を確認する
– 「作図属性」の設定を見直してみる

上手な活用方法

効率アップのコツ

1. **よく使う部品はJWSで保存**
ドア、窓、設備機器など、繰り返し使うものは部品として登録しておきましょう。

2. **図面のテンプレートを作る**
図面枠や基本的なレイヤ構成をJWWファイルとして保存しておけば、新しい図面を始めるときに便利です。

3. **チームで部品を共有**
会社やチームで同じ部品データを使えば、図面の統一感も出て効率も上がります。

他のソフトとの連携も可能

JWWファイルは、DWGやDXF形式に変換することもできます。AutoCADを使う人とのやりとりにも対応できるので安心ですね。

まとめ

JWWとJWK・JWSの違いは:
– **JWW**:図面全体のファイル
– **JWK・JWS**:繰り返し使える部品のファイル

使い方のポイントは:
– 新しいJWS形式を使う
– 縮尺に注意する
– よく使う部品は登録しておく

最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばとても便利な機能です。まずはサンプルデータで練習して、少しずつ覚えていきましょう。きっと図面作成がもっと楽しくなりますよ!

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