Jw_cadで引き出し線の矢印と点を設定する方法をお探しですね。

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Jw_cadで引き出し線の矢印や点をきれいに設定する方法

Jw_cadは無料で使える2次元CADソフトとして、建築や機械、電気図面の作成など様々な分野で親しまれています。図面を見る人に情報をしっかりと伝えるには、寸法線や引き出し線の先端に付ける矢印や黒丸の使い方がとても大切です。この記事では、「Jw_cad 引き出し線 矢印 点」について、実際の作図でよく使う設定方法やコツを分かりやすく説明していきます。Jw_cadを始めたばかりの方でも理解できるよう、実際の操作手順や気をつけるべき点も一緒にご紹介します。

引き出し線と矢印・点って何のためにあるの?

Jw_cadで図面を描くとき、「ここを見て!」「この部分の説明です」ということを伝えるために「引き出し線」をよく使います。例えば、図面の特定の部分に注意書きを付けたり、部品の名前を書いたりするときに活躍します。

引き出し線の先端には「矢印」や「黒丸(点)」を付けることで、図面のどこを指しているのかがハッキリと分かります。Jw_cadでは、この先端の記号(端部と呼びます)をいろいろな種類から選ぶことができます。

端部の種類には以下のようなものがあります:
– 矢印(→や-<)
– 黒丸(●)
– 線ギリ(|)
– なし

どの端部を使うか、どのくらいの大きさや色にするかによって、図面の見やすさが大きく変わってきます。会社のルールや取引先の決まりに合わせて簡単に変更できるのが、Jw_cadの便利なところです。

矢印や点の種類を変える方法

Jw_cadで寸法や引き出し線を描くとき、先端の記号を変える方法はとても簡単です。手順を見てみましょう。

1. 作図ツールバーから「寸法」を選びます
2. 図面上に寸法線や引き出し線を描きます
3. 画面上部のコントロールバーにある「端部」をクリックします
4. 矢印や黒丸など、いろいろな記号が表示されるので、好きなものを選びます

例えば、普段は「黒丸(●)」を使っている会社でも、AutoCADを使っている取引先に図面を渡すときは「矢印(→)」に変更する、といったことがすぐにできます。

また、コントロールバーの「設定」ボタンを押すと、矢印の形だけでなく、もっと細かい調整もできます。図面全体の統一感を保つには、作図を始める前に「今回はどの端部を使うか」を決めておくのがおすすめです。

矢印や黒丸の大きさ・色を調整してみよう

図面を印刷したときにきれいに見えるようにするには、矢印や黒丸の”大きさ”や”色”の調整も大切です。

矢印の大きさを変える方法

1. 「寸法」コマンドを選んだ状態で、コントロールバーの「設定」を開きます
2. 「寸法設定」のダイアログが出てくるので、”矢印設定”を探します
3. “長さ”や”角度”の数値を変更します
– 例:長さを「2」、角度を「15」に設定

黒丸の大きさを変える方法

1. 「基本設定」ダイアログを開きます
2. 「色・画面」タブを選びます
3. 「点半径」の数値を変更します

設定するときは、図面の縮尺を考えて数値を入力するのがポイントです。画面で見るときと印刷するときで、それぞれ別の大きさに設定することもできます。

色を変える方法

「寸法設定」で「寸法線色」「引出線色」「矢印・点色」をそれぞれ好きな色に設定できます。図面を見やすくしたり、重要な部分を目立たせたりできますが、あまりカラフルにしすぎないよう注意しましょう。

実際の図面でうまく使うコツと注意点

Jw_cadでは、寸法以外にも電気配線図や設備図などで引き出し線を使うことがよくあります。例えば:
– 建築図面で材料の説明を書く
– 配線図で回路番号を示す
– 設備図で機器の仕様を注記する

こんなときも、矢印や点の形・色・大きさを調整して、分かりやすい図面を作ることができます。

気をつけたいポイント

**統一感を保つ**
同じ図面の中で、矢印の種類や大きさがバラバラだと見づらくなってしまいます。最初に「今回はこの設定で行く」と決めて、一貫して使うようにしましょう。

**印刷の確認を忘れずに**
画面で見るときと印刷したときで、矢印や点の見え方が少し違うことがあります。大切な図面を提出する前には、印刷プレビューで確認したり、試し印刷をしたりするのがおすすめです。

**作図ルールを決める**
会社やチームで図面を描く場合は、「矢印はこの大きさ」「色はこれを使う」といったルールを決めておくと、誰が描いても統一感のある図面になります。

まとめ

Jw_cadの引き出し線機能を上手に使えば、情報がしっかりと伝わる見やすい図面を作ることができます。最初は設定項目が多くて戸惑うかもしれませんが、一度覚えてしまえば作図効率もグッと上がります。この記事を参考に、ぜひいろいろな設定を試してみてください。きっと、今までよりもワンランク上の図面が描けるようになりますよ。

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