Jw_cadでパースを書く方法をお探しですね。
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JWWでパースを描こう!建築図面がもっと分かりやすくなる方法
建築やインテリアの仕事をしていると、お客さんに「完成したらどんな感じになるの?」と聞かれることがよくありますよね。そんな時に活躍するのが「パース(透視図)」です。平面図だけでは伝わりにくい空間の雰囲気を、立体的で分かりやすく表現できる便利な手法です。
普段使っているJw_cad(JWW)は平面図や立面図を描くソフトとして有名ですが、実はちょっとした工夫でパースも描けるんです。今回は、JWWを使ってパースを描く方法を、初心者の方にも分かりやすく説明していきます。
JWWでパースを描く意味って何?
JWWは日本で一番使われているフリーのCADソフトです。普段は平面図や立面図を描くことが多いと思いますが、お客さんへの説明やプレゼンでは、もっと分かりやすい「パース図」があると便利です。
パース図というのは、人間の目で見たような遠近感のある絵のことです。遠くのものは小さく、近くのものは大きく見える、あの感じですね。これを描くには「消失点(しょうしつてん)」という特別な点を決めて、そこに向かって線を引いていきます。
JWWの線を引く機能をうまく使えば、手で描くよりもずっと正確なパースの下絵が作れます。しかも、線のデータなので後から修正したり、大きくしても画質が悪くならないのが嬉しいポイントです。
実際にJWWでパースを描いてみよう
パース図を描く時は、まず「消失点」を決めることから始めます。これは、奥に向かう線が集まる点のことです。部屋の中を描く時は1つの消失点を使う「一点透視」、建物の外観を描く時は2つの消失点を使う「二点透視」がよく使われます。
例えば、部屋の中を一点透視で描く場合:
1. 画面の真ん中あたりに消失点を決める
2. 部屋の正面の壁を四角く描く
3. その四角の角から消失点に向かって線を引く
4. 適当なところで止めて、奥の壁を描く
これだけで、奥行きのある部屋の形ができあがります。
JWWの便利な機能を使えば、もっと楽に描けます:
– 座標を数字で指定して正確な線が引ける
– レイヤー機能で下書き線と仕上げ線を分けられる
– 色分けで見やすく整理できる
最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると意外と簡単です。
他のソフトと組み合わせるともっと便利
JWWだけでもパースは描けますが、他のソフトと組み合わせるともっと効率的になります。
特におすすめなのが、SketchUpという3Dソフトとの組み合わせです:
1. SketchUpで立体的な建物や部屋を作る
2. 見たい角度に調整する
3. 線だけのデータでJWWに持ってくる
4. JWWで細かい部分を描き足したり、文字を入れたりする
この方法なら、複雑な遠近感も自動的に正しく描けるので、時間も大幅に短縮できます。SketchUpは無料版もあるので、試してみる価値はありますよ。
仕事でパースを活用するコツ
JWWで作ったパースの良いところは、「味のある手描き風」に仕上がることです。最近の3DCGのようにリアルすぎると、かえってお客さんが身構えてしまうこともありますが、線だけのシンプルなパースなら親しみやすく感じてもらえます。
また、線のデータなので後からの修正も簡単です:
– 「ここの窓をもう少し大きくして」→ 簡単に修正できる
– 「寸法も入れてほしい」→ すぐに追加できる
– 「この部分だけコピーして使いたい」→ 部分的に使い回せる
さらに、「plusCAD」のような専用ソフトを使えば、JWWの使い心地はそのままで、パース作成から見積書作成まで一気にできるようになります。これなら作業効率もグンと上がりますね。
まとめ:今日からパース作成にチャレンジ!
JWWは普段使い慣れているソフトだからこそ、パース作成でもその良さを活かせます。最初は簡単な一点透視の部屋から始めて、慣れてきたら他のソフトとの組み合わせにもチャレンジしてみてください。
お客さんに「わあ、こんな感じになるんですね!」と言ってもらえるような、分かりやすいパース図が描けるようになれば、きっと仕事がもっと楽しくなりますよ。
今使っているJWWを活用して、明日からのプレゼンをもっと魅力的にしてみませんか?
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