Jw_cadのJWKファイルを開く方法をお探しですね。
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はじめに
Jw_cadを使っている方なら、一度は「JWK」というファイルを見たことがあるのではないでしょうか。Jw_cadは日本で生まれたCADソフトで、建築や機械の図面を描くのにとても便利です。その中でも「JWKファイル」は、よく使う部品やパーツを保存しておいて、何度でも使い回せる優れものなんです。
今回は、このJWKファイルの正体から使い方、他のCADソフトとの連携まで、分かりやすくお話ししていきますね。
JWKファイルって何?どんな時に使うの?
JWKファイルは、簡単に言うと「部品の保存箱」のようなものです。例えば、よく使うボルトの形や電気記号、建築の窓枠など、何度も描くのが面倒な図形を一度作って保存しておけば、次からはワンクリックで呼び出せるんです。
「毎回同じ部品を描くのは時間がもったいない!」
「会社で決められた部品の形を統一したい!」
そんな時にJWKファイルが活躍します。似たようなファイルに「JWS」もありますが、JWKの方がシンプルで使いやすいのが特徴です。しかも、JWKファイルはテキスト形式なので、他のCADソフトでも使えることが多いんですよ。
Jw_cadでJWKファイルを開く方法
それでは、実際にJWKファイルを使ってみましょう。手順はとても簡単です。
**基本の開き方**
1. Jw_cadのメニューから「図形」をクリック(またはF9キーを押す)
2. 出てきたウィンドウで使いたいJWKファイルを選ぶ
3. サムネイル(小さな画像)で中身を確認できます
4. 図面上の好きな場所をクリックして部品を配置
**便利な機能**
– 配置する前に回転させたり、大きさを変えたりできます
– 左右反転(ミラー)も可能
– 複数のJWKファイルがある時は、フォルダで整理すると便利
JWKファイルをたくさん作ったら、「電気部品」「配管部品」などフォルダ分けして整理しておくと、後で探すのが楽になりますよ。
他のCADソフトでも使える?RootPro CADとの連携
「Jw_cad以外のソフトでもJWKファイルを使いたい!」という方もいらっしゃいますよね。実は、RootPro CADというソフトでは、JWKファイルを読み込むことができるんです。
**RootPro CADでの使い方**
1. 「ファイル」メニューから「図面部品のインポート」を選ぶ
2. JWKファイルを指定する
3. RootPro CADの部品として使えるようになります
ただし、線の色やレイヤー(図面の階層)が完全に同じにならない場合もあります。でも、基本的な形はちゃんと再現されるので、十分実用的ですよ。
逆に、RootPro CADで作った部品をJw_cad用に変換することもできます。両方のソフトを使い分けている方には嬉しい機能ですね。
よくあるトラブルと解決方法
JWKファイルを使っていると、時々うまくいかないことがあります。よくあるトラブルと対処法をまとめてみました。
**Jw_cadが急に止まってしまう**
– 古いバージョンのJw_cadで起こりやすい問題です
– 最新版にアップデートすると改善されることが多いです
– 特にVer 10.01.3〜10.01.4あたりは不具合が報告されていました
**JWKファイルが開けない・文字化けする**
– ファイルが壊れている可能性があります
– 文字コードの問題かもしれません(Shift-JISとUTF-8の違いなど)
– 元の図形から新しくJWKファイルを作り直してみましょう
**他のCADソフトで形が崩れる**
– 一度JWW形式(Jw_cadの図面ファイル)で保存してから、再度JWKにしてみる
– 線の種類や色の設定を調整する
**予防策**
– 大切なJWKファイルは定期的にバックアップを取る
– 最新版のJw_cadを使う
– ファイル名は分かりやすくつける
まとめ
JWKファイルは、Jw_cadを効率よく使うための重要な機能です。一度覚えてしまえば、図面作成の時間を大幅に短縮できます。
– よく使う部品はJWKファイルで保存
– フォルダ分けして整理整頓
– 他のCADソフトとも連携可能
– トラブル時は最新版へのアップデートが効果的
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れてくると「JWKファイルなしでは図面が描けない!」と思うほど便利になりますよ。ぜひ試してみてくださいね。
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