CADデータの貼り付け方法をお探しですね。

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CADデータを他のソフトに貼り付ける方法を覚えよう!

建築や製造の仕事をしている人なら、CADで作った図面を資料に貼り付けたり、会議用の資料に使ったりすることがよくありますよね。でも、CADデータって独特な形式になっているので、普通にコピペするだけだと思ったようにいかないことも多いんです。

そこで今回は、CADデータを上手に貼り付ける方法を、基本的なやり方から便利なテクニックまで分かりやすく説明していきます!

1. まずは基本!コピー&ペーストでCADデータを貼り付けよう

一番簡単な方法は、おなじみのコピー&ペーストです。AutoCADを例にすると、貼り付けたい図形を選んで「Ctrl + C」を押すか、右クリックして「コピー」を選びます。コマンドで「COPYCLIP」と入力してもOKです。

そのあとWordやExcel、PowerPointで「Ctrl + V」を押せば、図面がそのまま貼り付けられます。

**ここでコツ!** 細かい部分まできれいに貼り付けたいときは、CADで図面を拡大してからコピーするといいですよ。画面に表示されている状態がそのまま貼り付けられるからです。

ただし、後で図面を編集したい場合や、きれいに貼り付けたい場合は、次に紹介する方法の方がおすすめです。

2. 「形式を選択して貼り付け」で用途に合わせて使い分けよう

ExcelやWordには「形式を選択して貼り付け」という便利な機能があります。右クリックしてこのメニューを選ぶと、いろんな形式から選べるんです。

**編集したい場合:** 「AutoCAD Drawingオブジェクト」を選ぶと、貼り付けた図面をダブルクリックするだけでAutoCADが起動して、そのまま編集できちゃいます。

**きれいな画像として使いたい場合:** 「図(拡張メタファイル)」や「ビットマップ」を選びましょう。プレゼン資料なんかにはこっちがおすすめです。

特に拡張メタファイル(WMF)は、線の情報がきちんと保たれるので、拡大・縮小しても画質が崩れにくいのがいいところです。

使う場面に合わせてこれらを使い分けると、見た目も仕上がりもぐっと良くなりますよ。

3. 画像ファイルとして貼り付ける方法とその特徴

CADデータを画像として使いたいときは、「イメージ参照」や「OLEオブジェクト」という方法があります。

**イメージ参照の場合:** 外部の画像ファイル(JPEGやPNGなど)を図面に表示できます。「挿入」タブから「IMAGEATTACH」コマンドを使って、画像の場所や大きさ、向きなどを設定できます。回転させたり、一部分だけ表示したりもできるので、説明用の資料や背景画像としてとても便利です。

**OLEオブジェクトの場合:** 画像を図面に直接埋め込むことができます。外部ファイルに頼らなくていいのがメリットですが、回転やトリミングなどの編集はちょっと制限があります。

どちらも使いやすい方法ですが、データを他の人と共有するときは注意が必要です(次で詳しく説明します)。

4. データを共有するときに気をつけること

CADデータを貼り付けるのは便利ですが、他の人とデータをやり取りしたり、お客さんに資料を渡したりするときは注意点があります。

**外部参照を使っている場合:** 元の画像ファイルも一緒に送らないと、相手側で画像が表示されなくなってしまいます。

**AutoCAD Drawingオブジェクトの場合:** 相手がAutoCADを持っていないと、うまく開けなかったり、見た目が変わってしまったりすることがあります。

こんなトラブルを避けるには:
– 「e-トランスミット」などの機能を使って、必要なファイルをまとめて送る
– 最終的に画像やPDFで十分な場合は、最初からそういう形式で保存・共有する

これらのポイントを覚えておくと、環境の違いによるトラブルを減らせます。

まとめ

CADデータの貼り付け方法はいろいろありますが、何のために使うのか、誰と共有するのかを考えて方法を選ぶのが大切です。最初は慣れないかもしれませんが、使い分けられるようになると、作業がずっと効率的になって、きれいな資料も作れるようになりますよ。

ぜひ日々の作業で試してみてくださいね!

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