Jw_cadで縦断図を作成する方法をお探しですね。
広告
Jw_cadで縦断図を作ってみよう!基本から便利ツールまで分かりやすく解説
Jw_cadは無料で使える2次元CADソフトとして、建築・土木・設備の分野でとても人気があります。中でも道路や水道、下水道工事でよく使われる「縦断図」は、地面の高低差や配管の様子を表した大切な図面です。ただ、Jw_cadだけで縦断図を作るのは結構大変で、初心者の方には難しく感じるかもしれません。そこで今回は、Jw_cadを使った縦断図の作り方を、基本的な手順から作業を楽にするコツ、便利なソフトの使い方まで詳しくご紹介します。
縦断図って何?どんな時に使うの?
縦断図とは、地面や工事する場所を縦に切った断面を線で表した図面のことです。道路や水路、下水管などを作る時に必要不可欠な設計図で、路線に沿って地面がどのくらい高くなったり低くなったりしているか、構造物がどこにどんな高さで配置されるかなどを1枚の図面で分かりやすく示すことができます。
これがあることで、工事全体の様子や作業の難しさ、土の量の計算、水の流れ方、傾きの管理などが一目で分かります。設計する人だけでなく、現場で働く人たちの情報共有や役所への申請にも欠かせません。つまり、正確で見やすい縦断図を作ることは、現場の安全性や費用の管理にもとても重要なんです。
Jw_cadの基本機能で縦断図を作ってみよう
Jw_cadで縦断図を作る時は、まず図面の大きさや縦横の比率を決めて、図面の枠を作るところから始めます。次に、測量で得たデータを使って、重要な地面の高さや構造物のポイント(マンホールや交差点など)の位置を点で打っていきます。その点同士を線やポリラインでつないでいきます。
地表面の線、設計の線、配管の線などは、分かりやすいように違う線種や色で描き分けます。最後に、傾きや幅、高さの違いなどの数字や説明を書き込んで、図面を完成させます。
Jw_cadは直線や円弧を描いたり、文字を入力したり、寸法を記入したりするのがとても使いやすいのが良いところです。ただ、一つ一つの点の位置を確認しながら手作業で線を引いていくのは、かなり根気がいる作業です。特に測点がたくさんある場合や、とても精密な図面が必要な現場では、間違いやすくなったり、作業がとても大変になったりします。
作業を楽にするコツと失敗しないためのポイント
Jw_cadで縦断図を作る時は、いかに作業を効率的に進めて、間違いを防ぐかがとても大切です。プロの現場では、過去に作った図面や会社で決めた標準的なパターンを活用して、図面の枠や凡例、注記の書き方などを事前に決めておくと良いでしょう。
測点ごとの座標データをExcelなどで事前に整理しておいて、Jw_cadの外部変形機能やCSVファイルを読み込むアドインを使えば、地面の点を自動的に配置できる場合もあります。また、図面が完成したら必ず先輩や上司にチェックしてもらって、寸法や傾き、位置関係などに間違いがないかを確認しましょう。
初回は時間がかかっても細かいところまで慎重に作業し、2回目以降は慣れによって作業のスピードと正確性も上がっていきます。もし縦断図を作ったことがない場合は、インターネットや本のサンプル画像を参考にしたり、会社の過去の図面を見せてもらったりして、まずは感覚的にイメージを掴むことも大切です。
便利なソフトを使ってもっと楽に作業しよう
最近は、Jw_cadの基本操作に加えて、縦断図作成を手助けしてくれる無料ソフトや有料のプラグインもたくさん出てきています。例えば「plusCAD水道J」などは、Jw_cadの使い心地はそのままに、縦断図を自動で作ってくれる機能が付いていて、測点のデータを入力するだけで設計線や配管線、寸法線まで一度に描いてくれます。
その他にも、インターネット上には「Jww縦断図作成」「下水道エース」といった外部の支援ツールが公開されていて、パラメータを入力したりCSVファイルから自動化したり、数量の計算と連動したりと、時間短縮・作業軽減ができます。
また、こうした高機能な支援ソフトなら、水道の申請書や見積書の作成も自動化できるため、図面作成から積算・申請業務まで一連の作業をカバーすることができます。縦断図を作る頻度が高い場合は、こうしたツールの導入を検討すると作業効率が大幅に向上し、人為的なミスのリスクも最小限に抑えられるでしょう。
まとめ
Jw_cadを使った縦断図作成は、基本機能だけでも十分対応できますが、作業を楽にして精度を上げたいなら、外部のツールや支援ソフトを活用するのがとてもおすすめです。現場のニーズに合わせて上手に使い分けて、図面の品質向上と時間短縮の両方を目指しましょう。
広告
