AutoCADからJw_cadへの変換方法をお探しですね。

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AutoCADからJw_cadへの変換方法を分かりやすく解説!

建築や製造、土木の現場で働いている方なら、こんな経験はありませんか?「AutoCADで作った図面をJw_cadで開きたいけど、どうすればいいの?」

実は、これって日本の現場ではよくある悩みなんです。AutoCADは世界中で使われている有名なソフトですが、日本ではJw_cadもとても人気。だから、この2つのソフト間でデータをやりとりする方法を知っておくと、とても便利なんです。

今回は、AutoCADからJw_cadへ図面データを変換する方法を、初心者の方でも分かるように詳しく説明していきますね。

まずは基本の変換方法から

「AutoCADのファイルをそのままJw_cadで開けたらいいのに…」と思いますよね。でも残念ながら、直接は開けないんです。そこで登場するのが「DXF形式」という中間ファイル。これが橋渡し役になってくれます。

**手順はこんな感じです:**

1. AutoCADで「名前を付けて保存」を選ぶ
2. ファイルの種類で「AutoCAD *DXF」を選択
3. ここが重要!必ず「ASCII形式」を指定する
4. バージョンは「AutoCAD R12/LT2 DXF」など古めのものを選ぶ

なぜASCII形式なのかというと、Jw_cadはバイナリ形式のDXFを読み込めないから。そして古いバージョンを選ぶのは、新しすぎると互換性の問題が起きやすいからなんです。

DXF保存時の細かい設定について

「名前を付けて保存」のダイアログには、いくつか設定項目が出てきます。最初は「何これ?」って思うかもしれませんが、慣れれば簡単です。

– **形式**:必ずASCIIを選択
– **オブジェクトを選択**:必要な部分だけを出力したい時に使える
– **精度**:0から16まで設定可能。高くするほど細かくなるけど、ファイルも大きくなる

精度については、普通の図面なら中程度の設定で十分です。あまり高くしすぎると、ファイルが重くなって扱いにくくなることも。

実際に使い始める前に、サンプルデータで一度試してみることをおすすめします。PCの環境によって結果が変わることもあるので、「あれ?文字が変になってる」「線が消えてる」なんてことがないか、事前にチェックしておくと安心ですよ。

Jw_cadでファイルを開いてJWW形式で保存

DXFファイルができたら、今度はJw_cadで開いてみましょう。

1. Jw_cadを起動
2. 「ファイル」→「開く」でDXFファイルを選択
3. 図面が表示されたら成功!
4. 必要に応じて修正作業
5. 最後に「JWW形式」で保存し直す

この最後の保存が大切。JWW形式で保存することで、完全にJw_cad用のファイルになります。

ただし、変換の過程で文字の種類や線の種類、寸法の表示などが変わってしまうことがあります。特に複雑なパターン(ハッチング)やブロック図形は要注意。変換後は必ず全体をチェックして、おかしなところがあれば手直ししましょう。

上手に変換するコツとよくあるトラブル

何度か変換作業をやっていると、「あ、またこのパターンか」というトラブルが見えてきます。

**よくある問題と対策:**

– **文字化け**:日本語や特殊なフォントを使っている時に起きやすい。DXF保存時のバージョン設定を変えてみる
– **図形の崩れ**:円弧やポリラインの解釈が違うため。変換後の確認と手直しが必要
– **レイヤー情報の変化**:完全には引き継がれないことも。重要な情報は変換後に再設定

もし変換作業が頻繁にある職場なら、専用の変換ツールを使ったり、AutoCAD互換ソフトの「JWW書き出し」機能を試してみるのもいいでしょう。IJCADなど、日本の現場を意識したソフトには便利な機能が付いていることが多いです。

困った時は、各ソフトの公式サイトやユーザーコミュニティも活用してみてください。同じような悩みを持つ人たちの解決方法が見つかることも多いですよ。

まとめ

最初は「面倒だな…」と思うかもしれませんが、一度覚えてしまえば意外と簡単。AutoCADとJw_cadを使い分けることで、仕事の幅もグッと広がります。

この記事を参考に、ぜひスムーズなデータ変換にチャレンジしてみてくださいね!

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