RootPro CADの無料版で相手が開けるかどうか情報をお探しですね。
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RootPro CADで作った図面、相手は開けるの?データのやり取りで困らないための基本ガイド
CAD(コンピュータ支援設計)は、建築や機械の設計で図面を作るときにとても便利なツールです。特に「RootPro CAD」のような無料のソフトは、お金をかけずに使えるので初心者からお仕事で使う人まで、たくさんの人に愛用されています。
でも、こんな経験はありませんか?「自分で作った図面を友達や同僚に送ったら、相手のパソコンで開けなかった…」。実は、これってよくあるトラブルなんです。今回は、「RootPro CADで作ったファイルを相手にちゃんと渡すにはどうしたらいいか」について、わかりやすく説明していきますね。
RootPro CADってどんなソフト?
RootPro CADは、日本で作られた2D CADソフトです。一番の魅力は「無料で使えて、お仕事にも使ってOK」ということ。個人でも会社でも、誰でも自由に使えるんです。
操作も難しくなくて、図面を描いたことがない人でも比較的簡単に始められます。寸法を入れたり、レイヤーで整理したり、よく使う部品をまとめて保存したりと、本格的な機能もちゃんと備わっています。
無料版は有料版と比べて使える機能に少し制限がありますが、普通の図面を描くには十分すぎるほど。PDFや画像ファイル、他のCAD形式でも保存できるので、とても便利なソフトなんです。
なぜファイルが開けないの?「拡張子」の話
CADのファイルには、それぞれ「拡張子」という目印がついています。これは、ファイル名の最後についている「.○○○」の部分のことです。RootPro CADでは主に「.rpc」という独自の拡張子で保存されます。
でも、CADソフトによって使う拡張子が違うんです。例えば:
– Jw_cad → 「.jww」
– AutoCAD → 「.dwg」「.dxf」
– その他多数
つまり、RootPro CADで作った「.rpc」ファイルは、相手が同じRootPro CADを持っていないと開けないということなんです。
よくある間違いとして、「ファイル名の拡張子を手で変えれば開けるようになる」と思っている人がいますが、これは間違い。拡張子変換ソフトを使っても意味がありません。中身のデータ自体を変換する必要があるんです。
相手に確実に渡すための2つの方法
方法1:みんなが使える形式で保存する
一番確実なのは、多くのCADソフトで開ける「共通の形式」で保存することです。代表的なものは:
– **DXF形式**:CAD業界の標準的な形式
– **JWW形式**:日本でよく使われるJw_cad形式
– **DWG形式**:AutoCADの形式だけど多くのソフトで対応
RootPro CADでは、保存するときに「ファイルの種類」から相手が使える形式を選んで保存できます。これが一番スムーズな方法ですね。
方法2:相手にもRootPro CADを使ってもらう
もう一つの方法は、相手にもRootPro CADの無料版をダウンロードしてもらうことです。そうすれば、「.rpc」ファイルのまま渡せます。
ただし、この方法には注意点があります:
– 相手にソフトをインストールしてもらう手間がかかる
– 会社のパソコンだと、勝手にソフトを入れられない場合がある
– 相手がCADソフトに慣れていないと使いにくい
失敗しないデータ受け渡しのコツ
事前の確認が大切
データを渡す前に、相手に確認しておくことがとても大切です:
– 「どのCADソフトを使っていますか?」
– 「どの形式なら開けますか?」
– 「図面は印刷できればいいですか?編集も必要ですか?」
変換後は必ずチェック
DXFやJWWなどの共通形式に変換するとき、たまに一部の情報が失われることがあります。例えば:
– 独自のレイヤー設定
– 特殊な線種や色
– 文字のフォント
大事な図面の場合は、変換後のファイルを実際に開いて、ちゃんと表示されているか確認しましょう。
困ったときの最終手段
どうしても上手くいかない場合は、PDFや画像ファイル(JPGやPNG)で保存して渡すという方法もあります。編集はできませんが、図面の内容を見てもらうだけなら十分です。
まとめ
RootPro CADは素晴らしい無料ソフトですが、データのやり取りには少しコツが必要です。大切なのは:
1. 相手の環境を事前に確認する
2. 共通の形式(DXF、JWWなど)で保存する
3. 変換後の内容をチェックする
4. 困ったときはPDFという選択肢もある
これらのポイントを押さえておけば、RootPro CADで作った図面を相手にスムーズに渡せるはずです。最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単ですよ。
無料で高機能なRootPro CADを上手に活用して、楽しい図面ライフを送ってくださいね!
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