ベクターワークスで家具を書く方法をお探しですね。
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ベクターワークスで家具を上手に描くコツを覚えよう!
ベクターワークス(Vectorworks)って聞いたことありますか?建築やインテリアデザイン、舞台美術などで使われているCADソフトなんです。家具の設計やお部屋のレイアウトを考えるときに、このソフトで家具を上手に描けるようになると、とっても便利なんですよ。今回は、ベクターワークスで家具を描くための基本から、ちょっとした応用テクニックまで、わかりやすく説明していきますね。
まずは準備から始めよう
家具を描き始める前に、まずは作業する環境を整えることが大切です。ベクターワークスは2Dから3Dまで、いろんな機能がたくさん詰まったソフトなので、最初にきちんと設定しておくと後がラクになります。
作業を始めるときは、レイヤーやクラスという機能を使って図面を整理しましょう。図面のサイズやグリッド(方眼紙みたいなもの)、スナップ機能(線がピタッとくっつく機能)もチェックしておくといいですね。
よく使う椅子やテーブルなどがあるなら、それらを「シンボル」として登録しておくのがおすすめです。シンボルって何かというと、一度作った部品を保存しておいて、何度でも使い回せる機能のこと。これを使うと、同じ家具を何個も描く手間が省けて、作業がぐんと効率的になります。
ベクターワークスには最初からインテリア用のテンプレートが用意されているので、それを使って始めると、家具を描くのに必要なツールがすでに準備された状態でスタートできますよ。
家具を描く2つの方法を知っておこう
ベクターワークスで家具を描くには、大きく分けて2つの方法があります。
**1つ目は「ゼロから作る方法」**
これは、四角形や円などの基本的な図形を組み合わせて、オリジナルの家具を作る方法です。例えば、机を作りたいなら、まず四角形で天板を描いて、それを「押し出し」という機能で厚みを付けます。脚の部分は柱ツールを使ったり、同じ形をコピーして作ったりします。自分だけのオリジナル家具をデザインしたいときには、この方法がぴったりです。
**2つ目は「すでにある素材を使う方法」**
ベクターワークスには、最初からいろんな家具のデータが入っています。また、インターネットで配布されている家具データをダウンロードして使うこともできます。これらは、マウスでドラッグ&ドロップするだけで簡単に配置できるので、すぐにお部屋のレイアウトを考え始められます。実際の家具メーカーのサイズに合わせて作られているものも多いので、リアルな設計にも役立ちます。
もっとリアルな家具を作ってみよう
「もっと本物っぽい家具を作りたい!」と思ったら、3Dモデリングのテクニックを覚えてみましょう。ベクターワークスには、いろんな3D機能が用意されています。
曲がった部分や複雑な形の家具を作るときは、NURBS曲線やサーフェスという機能を使うと上手くいきます。ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、慣れてくると楽しくなりますよ。
実際の家具と同じサイズで正確に作ると、お部屋に置いたときのイメージがつかみやすくなります。さらに、木目や金属の質感を表現するマテリアル機能やテクスチャ機能を使えば、写真みたいにリアルな見た目にすることもできます。
3Dビューで立体的に確認しながら作業すると、細かい部分の調整もしやすくなります。いろんな角度から見て、「ここをもう少し調整しよう」なんて考えながら作るのは、なかなか楽しい作業です。
作業をもっと効率的にするコツ
家具を描く作業をもっとラクにするには、インターネットで配布されている3D家具データを活用するのも一つの手です。家具メーカーや個人の方が作った3Dデータ(OBJ、3DS、SKP、VWX形式など)がたくさん公開されているので、それらをダウンロードして使うことができます。
自分で作った家具は、シンボルとして保存してライブラリを作っておくと便利です。次のプロジェクトでも同じ家具を使いたいとき、すぐに呼び出せます。
ベクターワークスには、レイヤーやクラスという整理機能があります。これを上手に使うと、複雑なレイアウトでも整理された状態で作業できます。色分けしたり、必要に応じて表示・非表示を切り替えたりできるので、大きなプロジェクトでも迷子になりません。
完成した設計は、パース(立体的な絵)やレンダリング(よりリアルな画像)機能を使って、きれいな資料を作ることもできます。お客さんに提案するときや、自分で完成イメージを確認するときにとても役立ちます。
まとめ
ベクターワークスで家具を描くには、準備→作図→3Dモデリング→データ活用という流れで、それぞれのポイントを押さえて進めることが大切です。最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ慣れていけば、きっと自分なりのやり方が見つかります。
ショートカットキーを覚えたり、自分だけのコツを見つけたりしながら、楽しく作業してみてくださいね。慣れてくると、作業のスピードも上がって、もっと精密で美しい家具が描けるようになりますよ!
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